Atelier Ozaki

2020/06/21 20:58

オーダーメイドリングの製作過程。

枠はプラチナ、メインストーンはタンザナイトになります。

WAXで原型を製作。
蝋燭のロウのような柔らかい素材をやすりなどで成形していきます。
鋳造するとコンマ数ミリの収縮があるのでそのへんを頭に入れて形作ってます。


鋳造後の状態。
原型でピカピカにしても鋳造すると表面が荒れた状態になるので研磨が必要です。
無造作に磨くと面がだれるのでパリッとした鏡面になるよう大きな番手のヤスリから目の細かい研磨剤まで数種類を使い分け研磨していきます。


ミル打ちを入れる前の形状。
地金を半球状に加工するミル打ちは下準備に打つ箇所を三角にしておけば綺麗に加工出来ます。
平面に打ち込むと立体感の無いツブツブが出来てしまうので下処理が重要。


半分ミル打ちが終わった状態。
この加工を施すとアンティーク調に仕上がります。


脇石のダイヤをセッティング。
各0.1ct・3mmの大きさです。
0.1ct未満のダイヤから一段階大きくなり価値的にも上がるので金・プラチナでデザインする場合は度々使用するサイズになります。
中石にギリギリ寄せるようセットしタンザナイトとの相乗効果で宝石がより美しく見えるように仕上げました。


最後に中石を留め完成!
タンザナイトは一度割った苦い経験と同業の友人から『加工時に気を付けや~。』と言われていたのでかなり慎重に石留めを進めました。
無事留めることが出来て一安心です。

こちらの指輪は東京へと嫁いでいきました。