Atelier Ozaki

2021/02/11 20:19

ボリューム感のある枠にあわせたラベンダー翡翠のオーダーメイドリングです。


今回はショーケース内のプラチナ枠にセットされていた翡翠を選んでいただき、枠のデザイン変更でオーダーをスタートしていきました。
鋳造上がりの枠とルース。


このデザインは滑らかさで大きく印象が変わってくるので、粗い番手から細かい番手の紙やすりや研磨剤を駆使して鏡面を出していきます。
写真はバフを当てているところ。
この作業も力加減や当てる向きで光り方に差が出るのでムラが出ないよう気を付けて進めていきます。


ルースをセッティングする前の状態。
石の形に合わせ地金を削り、滑り込ませるように座らせると後の作業が綺麗にうまく出来るようになります。


タガネで地金を叩き石留め。
地金のラインと石のラインが自然につながるよう意識しながら進めています。
留めた後はもう一度研磨して最終仕上げに。
今回のように店にある石と枠の変更も物によっては可能です。
デザインや素材で全く違うものになるので、可能な限りご希望に添えるよう対応しています。