Atelier Ozaki

2021/02/21 20:57

今回は帯留めからペンダントへのご依頼でした。


こちらが加工前の帯留め。
非金属タイプでした。
お手持ちのボリュームのあるオメガチェーンを通したいけどこのままでは通らない、とのことで地金の土台を製作し進めていきます。

帯留めを乗せるパーツは地金をローラーで引き延ばし加工。
爪になる部分も一体で切り出しました。
その他、パーツも角棒を成形し準備。

ロウ付け(溶接)、仕上げ後。
チェーンを通す金具に高さを出しています。
その為、装着時に傾きが出ないよう下側にも補助パーツを付けました。

この後、帯留めの一部をカットし留めて完成。
帯留めの素材はオーナー様も分からず、もしかしたら脆い素材かもとの事。
爪は添える程度に、パールなどを接着するときに使用するエポキシ樹脂を併用し留めきりました。

使わなくなった和のアイテムでも今回のように再び使用できるようになるのがリフォームの魅力です。
小さなパーツなら指輪などにも加工できるのでお気軽にお問い合わせください。